SYS_V1.0
CATALOG WORLD MAKER ENTRIES: 008
FIELD OBSERVATION LOG — PELICAN WORKS

鋸歯
生物

KYOSHI SEIBUTSU ZUKAN

ENTRIES-個体
008
HABITAT-生息
不明
MATERIAL-構成
樹脂粘土

動物と植物の境界が溶け合う場所に、鋸歯生物は息づいている。
光合成しながら移動し、根を張りながら眼を持つ。
既存の分類学が届かぬ生命の、記録と標本。

ENTRY No.001 — FEATURED ★ UNCOMMON
スニャグルトゥース
Snyaggletooth / No.001
PLANT
ANIMAL
DANGER
STATUS: ACTIVE
REGION: UNKNOWN
COLLECTOR: PELICAN WORKS
LAST UPDATE: 2026.05.13
SECTION_01

標本目録

No.001UNCOMMON
スニャグルトゥース
BEAST-DOMINANT-動物優性型
Snyaggletooth

鋭い鋸歯を持つ ネコ型鋸歯生物。 非常に凶暴そうな見た目をしているが、 大半の時間は寝ている。 なお、 鋸歯の向きはランダムではなく、 本人なりの美的感覚で整えていることが 近年の研究で明らかになっている。

HABITAT
深林
SIZE
166mm
MOBILITY
緩慢
STATUS
● ACTIVE
No.002COMMON
ブラックにゃんこブルー
BEAST-DOMINANT
Black Nyanko Blue

アガベの中でも青さの強い”BB”が変態した、ネコ型鋸歯生物。 日中は岩陰で休眠していることが多いが、 高照度環境下では 尾部鋸歯の黒化現象が確認される。 また、光量不足の個体ほど 光を求めプレステラにしがみつく行動が見られる。

HABITAT
岩場
SIZE
184mm
MOBILITY
夜間活性
STATUS
● ACTIVE
No.003 RARE
ゴリラホリダ
BEAST-DOMINANT
Gorillahorrida

強靭な筋肉質の身体と、 後頭部の大型鋸歯葉を特徴とする 大型鋸歯生物。 葉部は高い防御性能を持つ一方、 非常に重量があるため、 長時間の活動を苦手としている。 最近の研究では、 葉の角度によって 感情表現を行っている可能性が示唆されている。

HABITAT
密林深部
SIZE
2.4m
MOBILITY
重量型
STATUS
● STABLE
No.004 COMMON
グラねっこ
SUCCULENT-TYPE
Granekko

乾燥地帯で確認される ネコ型鋸歯生物。 丸みを帯びた塊根状の身体には 高い貯水能力があり、 長期間の乾燥にも耐えることができる。 しかし、 水切れが近づくと急速に軟化し、 極端に機嫌が悪化する。 なお、 尻尾や手足に見える部位は 歩行器官ではなく“根”であることが、 近年の研究で明らかになっている。

HABITAT
乾燥地帯
SIZE
212mm
MOBILITY
緩慢
STATUS
● THIRSTY
No.005 COMMON
フィリグリズリー
BEAST-DOMINANT
Filigrizzly

群れで行動する 社会性鋸歯生物。 幼体から青年期にかけては 「フォリグリズリー」と呼ばれ、 集団内で順位を形成しながら成長する。 なお、 群れ内では鋸歯の大きさよりも、 威圧感のある立ち姿が重視されることが 近年の研究で明らかになっている。

HABITAT
針葉密林
SIZE
1.8m
MOBILITY
群行型
STATUS
● STABLE
No.006 RARE
フィリグリズリーデビル
BEAST-DOMINANT
Filigrizzly Devil

縄張り争いに敗北した個体を 身体へ吸収し続けた結果、 背部に複数の顔を形成した変異個体。 「多頭個体」とも呼ばれ、 背中の顔が多いほど 群れ内で高い地位を持つ。 また、 雌個体からの人気も極めて高いことが 生態観測記録に残されている。

HABITAT
争域地帯
SIZE
2.7m
MOBILITY
重装型
STATUS
● AGITATED
No.007 LEGEND
フィリグリズリーモナーク
BEAST-DOMINANT
Filigrizzly Monarch

フィリグリズリー群の頂点に立つ 極めて希少な王個体。 頭部には、 圓葉拇指に酷似した 王冠状器官を形成する。 この個体が移動を開始すると、 群れ全体も同時に行動を開始するため、 周囲の生態系へ甚大な影響を与える。 なお、 野生下で遭遇した場合は 直ちに引き返すべきとされている。

HABITAT
禁域森林
SIZE
4.1m
MOBILITY
群体統率
STATUS
● MONARCH
No.008 COMMON
ハクゲイクジラ
AQUATIC-SUCCULENT HYBRID
Hakugei Cetus

深海域で確認される植物融合型巨大鋸歯生物。 頭頂部の噴水器官から放出される水流は、単なる噴出ではなく 葉片化した鋸歯として展開し、周囲に刺突状の波紋を形成する。 これらの“葉”は防御器官であると同時に、浮上・潜行を制御する推進装置として機能する。 本個体は動物と植物の境界が崩壊した象徴種として分類される。

HABITAT
深海域
SIZE
18m+
MOBILITY
浮遊型
STATUS
● MYTHIC
SECTION_02

共通生態特性

光合成移動

植物性器官を展開しながら移動できる。体表の葉脈構造が光を集め、運動エネルギーに変換する。

根系感知

地中に伸ばした細根から振動・水分・化学物質を感知する。地震の数時間前に行動変化が観察される。

擬態静止

脅威を感じると完全に静止し、体表を周囲の植生と一致させる。最長静止記録は72時間。

WORLD LOG / 世界観記録

分類できないものだけが、
本当に生きているのかもしれない。

鋸歯生物が生息するのは、植生と動物相が融合した架空の生態系。進化の過程で動植物の区別が失われた世界の自然誌として、アガベストはひとつひとつの標本を樹脂粘土で記録し続けている。これは作品集ではなく、観察記録である。

WORLD STATUS
ONGOING
MEDIUM
樹脂粘土
CLASSIFICATION
UNDEFINED
COLLECTOR
AGAVEST
ARTIST PROFILE
アガベスト
Pelican Works

樹脂粘土を素材に、動物と植物が融合した架空の生物「鋸歯生物」を制作。観察記録・標本図鑑という形式を借りながら、既存の分類体系では捉えきれない命のかたちを探求している。

素材 樹脂粘土
ジャンル フィギュア / 架空生物造形
活動 Pelican Works
LINKS
@pelican.works @aga.vest